ブランドストーリー

花で「想い」をつなぐ

luludi ~flower design~

代表 南淳子さん

プリザーブドフラワー・アーティフィシャルフラワーを用いて、フラワーアレンジメントを行うluludi(ルルディ)。代表の南さんに、こだわりと想いを聴いた。



プリザーブドフラワーとアーティフィシャルフラワー

プリザーブドフラワーは、特殊な加工を施すことで、お手入れいらずで数年単位でその魅力を保つことができる花です。生花をもとに加工を行うため、質感や手触りも柔らかく、見た目も生の花に非常に近いのが特徴です。
アーティフィシャルフラワーは、生花を模した造花で、年々その技術と需要は高まり、生花にはない色合いなど、造花ならではの魅力を持っています。


「フラワーアレンジメントの仕事って、『ありがとう』とともにあるものだと思うんです」。
入学や卒業、誕生日、開店などのお祝いや、母の日のプレゼント、お見舞い。おめでたいことでも、そうでなくとも、人が花を贈るとき、そこには「誰かを想う」優しい気持ちがある。
花を贈る人の、相手への「ありがとう」の気持ち、贈られた人の「ありがとう」の気持ち。たくさんの「ありがとう」に囲まれて、誰かに喜んでもらえる仕事。南さんは、フラワーアレンジメントをそう語る。



「想い」を大切に

花を買う人、受け取る人に喜んでもらえるように、プレゼントなら、贈る人の『想い』が伝わるように。テーマをもって、作品に向かう。
大切にしているのは、一つひとつの作品に「想い」を込め、「意味」を持たせることだ。
一つひとつを手作業で制作するフラワーアレンジメントには、オーダーメイドはもちろん、定番品でさえも、「同じもの」は二つとしてない。
それぞれのアレンジメントを、どんな人がどんな人に、どんな想いで贈るのか。それぞれの場面に思いを馳せて、制作に取り組む。



たとえば、コロナ禍での母の日のアレンジメントは、多くの色を取り入れたカラフルなものに。
外出する機会が少なく、暗い話題も多い時だからこそ、花を通して、明るい気持ちになれるような作品を届けたい、そんな想いを込める。
オーダーメイドのアレンジメントでは、より具体的な情報から、イメージを形にする。
贈り物としての依頼なら、贈る相手がどんなものが好きで、どんな人なのか、どんな想いを伝えたいのか、会社のインテリアとしてなら、社風や内装とマッチするかどうか。そういった情報をもとに、どんな色のどんな花が適切かを考え、アレンジメントの全体像を構成する。



面白い作品作りを

喜んでもらえるアレンジメントづくりのこだわりとして、「想い」や「テーマ」とともに、南さんが大事にするのが「面白さ」だ。
「見る角度によって形を変えるような、色々な楽しみ方ができる幅の広さは、フラワーアレンジメントの大きな魅力だと思うんです。ただ『花がきれい』というだけで終わらないような、面白いものづくりを心がけるようにしています」。
赤やピンク系の色の花でハートをかたどったものや、写真を飾ることのできるもの、人形などの小道具を使ったものまで、花の並べ方や、花以外との組み合わせも使って、自由で多彩な表現をする。
「どんなこともできる対応力」が、ひとつのウリだ。



多彩な表現のできる花

「プリザーブドフラワー」と「アーティフィシャルフラワー」。luludiがアレンジメントに用いる2種類の花の魅力として、南さんは「表現の多彩さ」を挙げる。
プリザーブドフラワーは生花を使って作られるため、花本来のみずみずしい質感や形を持つ。 加えて、加工の工程で色をつけることができるのも大きな特徴だ。
「生花にはない色を作ることもできるので、多彩な色が表現できるんです。プリザーブドフラワーのアレンジメントには、ワイヤーやボンドなど、生花ではなかなか用いないものも積極的に使います。その分、全体の造形の自由度も高いです。生花には生花の良さもありますが、アレンジメントの『幅広さ』は、プリザーブドフラワーやアーティフィシャルフラワーならではの大きな魅力だと思います」。



花と華やかな暮らし

プリザーブドフラワーとアーティフィシャルフラワーは、生花と違い、長期保存がきく。 長く置いておけるものだからこそ、インテリアとしても取り入れやすい。
「小さなものでも、花を置くことで彩りがプラスできるので、空間の印象がまるで変わることもあります。それに、何といっても花は『きれい』とか『かわいい』とか、見る人にポジティブな感情を与えてくれるものだと思うんです」。
花を取り入れることで、暮らしにもっと彩りを。
インテリアとしての花、見ていて飽きない、面白いアレンジメントは、南さんの意識するところでもある。



花とモノづくりが好きという気持ちから、フラワーアレンジメントを始めたという南さん。
「買っていただいた人、受け取っていただいた人に喜んでもらえること、『ありがとう』と言っていただけることが、この仕事の好きなところです。フラワーアレンジメントは、『ありがとう』の気持ちを伝えたり、空間を演出したり、色々な人の想いや幸せをつないでくれるものだと思うんです。luludiのアレンジメントで、多くの人の日々のちょっとしたハッピーに貢献出来たらいいなと願っています」。



ショップ紹介

luludi ~flower design~

オランダ農水省認定の権威ある国家資格「DFA1」を持つ南さんが、プリザーブドフラワー・アーティフィシャルフラワーを使ったフラワーアレンジメント制作を行う。「想い」「面白さ」を大切に、一点一点を手作業で制作するアレンジメントが、多くのリピートを呼んでいる。