淡路島の豊かな自然と気候が生み出すエキストラバージンオイル

100%淡路島産オリーブにこだわった世界最高レベルの品質『Virgin Valley 淡路阿利布』

国際オリーブオイルコンペティションにて、純日本産のエキストラバージンオイルが最高賞「プラチナム賞」をW受賞(ロンドン、カナダ)。世界を驚かせた日本のオリーブオイルは、淡路島で展開する大規模観光農園で誕生し、新たな特産品として高い注目を集めています。


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~農業・レジャー・観光資源に恵まれた淡路島の魅力を多くの人に~

良い商品が生まれる背景には、作り手の熱い想いとこだわりがあります。豊かな土壌に恵まれ、日照時間も長く温暖な気候の淡路島は、農作物の栽培に適した土地。古くからみかんなどの栽培が盛んであったものの、市場の変化により農業従事者の数が減り、耕作放棄地が増えていきました。そんな土地の集約と再生を担う農業法人として、多角的に事業を展開する株式会社ハーベストファーム。オリーブ栽培で目指す農地の再生は、淡路島に新たな特産品をもたらそうとしています。

エキストラバージンオイル『Virgin Valley 淡路阿利布』の作り手の想い

農業を持続可能な事業へ、そしてオリーブを新たな淡路島の特産品に。

株式会社ハーベストファーム

取締役本部長 鹿本 佳功さん

建設と不動産の会社にて、建築・土木工事の請負、不動産売買および賃貸管理、太陽光発電事業などを経験。新規事業として立ち上がった農業ビジネスでは、本部長として農地の取得、開拓、収益化に従事。さまざまな事業に取り組む中で淡路島でのオリーブ栽培と出会い、2015年から事業化をスタート。耕作放棄地の集約と再生をメインテーマにした観光農園「Virgin Valley」プロジェクトを統括し、2021年に初の搾油を実施。現在も収穫量の拡大と安定した生産体制の確立を目指すと同時に、グランピング施設の建築・施工の現場指揮も取り、事業推進の中心的存在としてプロジェクトをけん引している。

Virgin Valley 淡路阿利布(あわじおりーぶ)

温暖で乾いた気候である淡路島の良質な土壌で育てた100%淡路島産オリーブを使用した高品質なエキストラバージンオイルです。収穫後12時間以内のフレッシュなオリーブのみを使用し、自社搾油施設で搾油。生産から搾油、瓶詰までを一貫して自社工場で行い、徹底した品質管理体制で生産されています。繊細な風味の中にわずかな辛みを残し、生食・加熱調理のいずれにもマッチ。2023年開催の国際オリーブオイルコンペティションの2大会(ロンドン、カナダ)に初出品し、最高賞の「プラチナム賞」をW受賞するなど、海外でも認められたハイクオリティなオリーブオイルです。

「農業」×「観光・レジャー
新たな試みで挑む淡路島の再生

淡路島の玄関口のひとつ「淡路インターチェンジ」。関西方面から明石海峡大橋を渡ってすぐにある「淡路ハイウェイオアシス」は、休日ともなれば各方面から訪れた人たちでにぎわう。そんな淡路I.Cから車で15分ほどの場所に、観光農園「Virgin Valley」は広がっている。

およそ10haの広大な敷地(オリーブ専業農園は8ha)に、3000本のオリーブを栽培する農園とグランピング施設を併設した観光農園「Virgin Valley」。丘陵地を大規模に造成し、農業体験やオリーブの搾油体験、グランピング施設での宿泊、星空の観測などを楽しめる一大施設である。バレルサウナを完備したグランピング施設の人気は非常に高く、2023年のオープン以来、ハイシーズンにはなかなか予約が取れない状況にあり、人気に応えて2024年春には新たに4棟が新規オープンする予定となっている。

すでにテレビ番組など多くのメディアからの取材も寄せられ、注目度を増している「Virgin Valley」であるが、単なるオリーブ農園・グランピング施設として作られたわけではない。数十年にわたり放置された耕作放棄地を集約・再生させるという大きな期待と役割が寄せられた地域再生の一大プロジェクトである。

九州・小豆島・トスカーナ
各地を巡って集めたオリーブ栽培のノウハウ

「農業従事者としての実績や経験がないと取得許可が得られない点が、農地再生を図る上での大きな足かせになっている」。そう語るのは、株式会社ハーベストファーム 取締役本部長を務める鹿本さん。グループ会社である総合不動産・建築会社の出身でありながら、現在は農業事業の責任者である。同社が農業ビジネスに携わるきっかけとなったのが、淡路島で太陽光発電事業を手掛けていたこと。日照時間が長い淡路島は太陽光発電施設の建設に非常に適した土地であり、事業を進めてきた。

「Virgin Valley」立ち上げのきっかけとなったのは「淡路島でオリーブ栽培をやってみないか」と声がかかったこと。すでに滋賀県甲賀市でも農業ビジネスに着手していた実績も買われて、このような声がかかったという。「とは言え、私たちは建築の専門家であって、最初は手探りの状況でした」と鹿本さんは当時を振り返る。そこで鹿本さんは九州や小豆島などの国産オリーブを栽培している農園に連絡をして、栽培に関する指導をお願いして回った。さらに、オリーブの世界的産地であり、淡路島と似た気候と言われる地中海での栽培技術を学ぶため、イタリアのトスカーナ地方にも足を運び、オリーブの品種や土壌の育て方などに関する情報を集めていった。

実感した農地取得の難しさ
農業ビジネスの障壁となる土地問題

本来、淡路島は農業が盛んな土地であり、昭和40年代にはみかん栽培が最盛期を迎えていた。ところが、貿易の自由化が地元農業に大きなダメージを与えることとなる。安い海外産オレンジなどの貿易が自由化され、国産みかんの需要は一気に低迷。農家も激減することとなり、その影響は耕作放棄地という形で大きな課題を残した。農地に不向きな丘陵地を開拓した畑は、その後40~50年にわたって放置され、荒れ放題となっていく。この長年の課題のテコ入れとして期待されたのが、法人として農業ビジネスを大規模に展開できる同社だったのだ。

農地取得に取り掛かった同社であったが、すぐに課題に直面する。それは、農地の取得にはさまざまな許可と所有者の理解を得る必要があったことだ。「借りることは簡単でも、取得には高いハードルがある。それが今の日本の農地が抱える大きな課題です」。同社が直面したように、単に資金力に優れているだけでは農業法人としての活動が難しいのであった。

地元の理解と協力がなければ
生まれなかった『Virgin Valley 淡路阿利布』

厳しい現実を知った鹿本さんたち農業事業のメンバーであるが、淡路島でのオリーブ栽培のきっかけを与えてくれた人物や、地域再生に取り組む地元の方々の期待に対して、何とか答える術はないものかと各方面に働きかけていったという。

いくつもの課題がある中でも最も重視されたのが、農業法人として信頼できる企業であるかどうか。土地の取得後に継続して農業を行っていく意思があり、長期的に事業を行う計画性があるのかどうかが強く問われたのである。解決するには、地道に事業の計画を説明し、関係者の理解を得る以外に方法はなかった。そこで、地元の協力者と共に、およそ20名にも上る土地所有者一人ひとりと会い、農地取得に対する想いを伝えて回った。

「突然、大阪の建設会社がやってきて、土地を売って欲しいというわけですから、すぐに決断ができないも当然です。そこを何とか説得して回り、多くの方々の協力と理解があったからこそ、プロジェクトがようやく形になっていきました」。構想の立ち上げからおよそ2年後の2017年、ようやく初めての用地取得が成立する。だが、小さな土地では農業ビジネスとしての収益化は難しい。耕作放棄地の集約と再生こそがプロジェクトのメインテーマであり、1軒1軒の土地所有者からの取得を続け、農地再生への道筋を確かめるように事業を拡大していった。

6年をかけて切り拓いた農地
6次産業化への第一歩

オリーブ栽培のノウハウ集めと耕作放棄地の取得を同時に進め、オリーブの苗木を購入して農園をオープン。およそ6年をかけて荒れ果てた農地を切り拓き、2024年現在では約8haの敷地に3000本のオリーブが栽培されている。2000~3000種類もあるとされる品種の中から、淡路島の気候に合わせて選び出したのは「フラントイオ」「レッチーノ」「タジャスカ」「ペンドリーノ」の4品種。いずれも地中海に面したイタリアの原産である。

初の収穫となったのは2020年。この時の収穫量はわずか600㎏であったが、その出来栄えは非常に良く、目標であった搾油率9%を達成できたのであった。野菜などの作物とは違い、木に実をつけるオリーブは成長と共に収穫量が増え、安定していく。数年後には現在の10倍程度にまで収穫量が拡大すると予想されると同時に、今も新たな農地の取得を進め、栽培面積も積極的に広げているという。

さらに、2021年にはオリーブを搾油するための自社工場が敷地内に完成。これによって、収穫後から始まる劣化を最小限に防ぎ、12時間以内の搾油が可能となる体制が確立された。「100%淡路島産」に加えて、栽培~収穫~搾油~瓶詰までをすべて自社一貫体制で行えるようになり、フレッシュなオリーブの風味を余すことなく楽しめるエキストラバージンオイル『Virgin Valley 淡路阿利布(あわじおりーぶ)』が完成したのであった。

世界が認めたクオリティ
毎日の食卓にフレッシュな風味を

「淡路阿利布の特徴は、新鮮なオリーブから搾油したことで生み出される香りの良さと、マイルドな味わいの中にピリッとした辛みが感じられる輪郭のハッキリした風味にあります」。

その品質の高さは、日本よりも海外で一足早く評価されることとなる。収穫3年目となった2022年産のオリーブオイルを国際的なオリーブオイルの品評会に出品。初出品ながら、2023年開催の国際オリーブオイルコンペティションにて、最高賞の「プラチナム賞」を受賞。しかも、ロンドンとカナダの2大会でW受賞するという快挙であった。

そんな『Virgin Valley 淡路阿利布』のおすすめの楽しみ方は、オリーブオイルの風味が味の決め手になるレシピ。カルパッチョや焼き野菜などシンプルな料理との相性がバツグンである。ドレッシング代わりに生食するのはもちろん、加熱によって風味が増すため、さまざまな料理に使ってもらいたい。

求められる第二・第三の収益の柱
若い世代がやりたくなる農業ビジネスを

大きな成功を収めた『Virgin Valley 淡路阿利布』であるが、同社ではオリーブによる収益だけに頼るつもりはないという。「単にオリーブオイルを生産することが、私たちの目標ではありません。もちろん、オリーブを淡路島の新たな特産品として育てていくことをとても大切にしています。ですが、農業だけに頼らない収益源の確保、そして耕作放棄地の再生を進めていくことが、プロジェクトのメインテーマです」。

若い世代の農業従事者がどんどん減っているように、農業は簡単に儲かる仕事ではない。だからこそ耕作放棄地も増える一方であったが、同社はそうした現状を変えていくために、農園の観光化という手段を選んだ。例えば、すでに人気を集めているグランピング施設はその1つ。ペットも同伴できる宿泊施設として、また流行りのサウナも完備したレジャー施設として開業し、まずは若い世代からの注目を集めることに成功している。その上で、農園内での農業体験イベントなどを定期的に行い、家族で農業に触れる機会を提供しようとしている。話題性に富んだ施設運営による安定した収益の確保を進めると同時に、農業への理解と普及を実現させていきたいと考えているのだ。

成長していくオリーブの木のように
世代を超えて受け継がれる作り手の想い

「大切なのは、いかにして持続的に農業ビジネスを展開していけるか。一時的に儲かるだけの仕組みづくりではなく、世代を超えて農業に取り組んでくれる人材を育て、持続可能な事業として確立させることを目指しています」。

レジャー施設の展開以外にも、鹿本さんの頭の中にはさまざまな構想が描かれている。例えば、地元の農家にオリーブ栽培を委託して、全量を自社で買い取るという仕組み。自社だけで広げられる農園には限界があるだけに、地元農家の協力のもとでオリーブ栽培量を増やし、淡路島の新たな特産品として育てていきたいという。

イタリア・トスカーナ地方では、樹齢1000年にも迫るオリーブの木が立ち並ぶ農園も決して珍しくない。何百年にもわたり受け継がれ、手間をかければかけるほど大きな恵みをもたらしてくれるオリーブの木。年数を重ねるごとに大きくたくましく育っていくオリーブのように、鹿本さんたちが手掛ける農地再生プロジェクトも若い世代に受け継がれ、代を重ねるごとに大きくたくましく育っていくだろう。一粒のオリーブから広がっていく淡路島農業の再生プロジェクト。多くの作り手たちの想いも感じながら、世界が認めたエキストラバージンオイルの風味を楽しんでもらいたい。


ショップ紹介

Virgin Valley Olive Farm
〒656-2401
兵庫県淡路市岩屋1846-1
株式会社ハーベストファーム

農畜産物の生産・販売をメイン事業に、耕作放棄地の取得・集約・再生を担う農業法人として多角的に事業を展開。淡路市北淡路東浦1団地にて、約10haの農園を開拓する他、滋賀県甲賀市、山口県萩市にも農地を取得。オリーブ栽培専業農園としては、国内最大規模を誇る。純国産オリーブを使用したエキストラバージンオイルが、国際コンペティションで最高賞を受賞するなど、今後の事業拡大に大きな期待が寄せられている。