瀬戸内の旬の柑橘を全国へ

山内ファーム

3代目の山内直子さんが手塩にかけて育てているブラッドオレンジと多種多様なみかん。珍しい日本産のブラッドオレンジジュースと、黄色柑橘の「はるか」のジュースをご用意しました。旬の時期に丸ごと搾ったストレート果汁100%ジュースです。そのままジュースとして味わうのはもちろん、ヨーグルトやアイスにかけたり、ウォッカやジンで割ったり、凍らせてシャーベットにしたりと、アレンジも楽しめます


ブラッドオレンジジュース720ml

3,240円(税込)

はるかジュース720ml

3,240円(税込)


~温暖な気候を生かし、さまざまな品種を育てるみかん農家~

良い商品が生まれる背景には、作り手の熱い想いとこだわりがあります。日本では難しいとされていたブラッドオレンジの栽培に、いち早く挑戦した山内ファーム。本場シチリア産の品質に迫る奥深い味わいは、「山内さんのが一番美味しい」と全国から多くのファンに愛されています。ポジティブに生きていくことで運を引き寄せ、偶然の出会いや幸運を味方につけてきた山内さんのストーリーをご紹介します.

山内ファームの作り手の想い

前向きかつ明るい考え方で、運を引き寄せる

山内ファーム

代表 山内 直子さん

愛媛県南部、海を挟んで九州・大分県の真向かいにある宇和島市。ここで先祖代々みかん農家を営んできた山内ファームの3代目が、山内直子さんだ。息子である4代目と一緒に、ファームを切り盛りしている。もともと旅行代理店で勤務していた山内さんは、祖父の代から続く山内ファームを約20年前に引き継ぐ。それまで、温州みかんや八朔、デコポン、ポンカンといった一般的なみかんを育てていたが、3代目からブラッドオレンジの栽培に挑戦。日本では難しいとされていたブラッドオレンジの栽培を試行錯誤しながらも軌道に乗せ、全国のファンから愛されている。

ブラッドオレンジとは

イタリアやスペインなど、温暖な地中海沿岸が原産のオレンジです。血(ブラッド)のように赤い果肉が特徴で、この名がつけられました。ジュースはもちろん、カットフルーツとしても人気が高く、都市部のホテルやレストランなどでも使われる高級フルーツです。

通年で暖かい土地でのみ育つ柑橘なので、今までは国内の気候が合わず生産が困難とされてきました。しかし近年の温暖化の影響もあり、リアス式海岸の複雑な地形を持つ宇和島で2005年より栽培をスタート。日照時間の豊富さが、原産地である地中海性気候のシチリア島の気候に近く、順調に栽培が進んでいます。

祖父の代から続くファームで新しい挑戦を

山内さんの生き方には、一貫した前向きさがある。どんな苦難にぶつかったとしても、起きてしまったことや過ぎたことを悔やむのではなく、今目の前にあることを大切にするのだ。明るく生きていくことを信条にすることで、道を切り拓いてきた。約20年前、祖父の代から続く山内ファームを引き継いだ時、山内さんは早速困難にぶつかった。実は、予想以上に多額の借金を抱えていたのだ。農業は厳しいとは知っていたつもりでも、このまま普通のみかん農家を続けていくのでは先行きが不安になる。そこで山内さんは、新しいことへの挑戦を決意する。

困難を嘆くのではなく、前向きに新しいことに挑戦しようと考えていた時に紹介されたのが、ブラッドオレンジだ。京都大学の高木博士に「地球温暖化の影響で、宇和島あたりも通年で暖かくなっているし、ブラッドオレンジが育つのでは?」と言われたことがきっかけだ。宇和島のみかん農家の中で、「やってみよう」と最初に取り組んだのが、山内さんだった。

宇和島で最初の取り組みが、実を結ぶ

2005年から、山内ファームの広大な畑の一部を利用して、ブラッドオレンジを育て始めた。温暖な地中海沿岸が原産のオレンジだけに、最初は日本での栽培は難しいだろうと思われていたという。山内さん自身、試行錯誤しながら栽培に取り組んできた。急斜面での作業は厳しく、猪やハクビシン、鹿、ムクドリなどの対策も欠かせない。そうして作られた純国産のブラッドオレンジは珍しく、今までのみかんにない深い味わいは瞬く間に人気になった。そして今、安定的な収穫が可能になっている。山内ファームの成功を見て、地域全体でブラッドオレンジの栽培が進む。今では、県や国までもバックアップしてくれるようになったのだ。

「山内さんのブラッドオレンジが一番甘くて美味しい」の声

ブラッドオレンジを栽培する農家が増えても、「山内さんのが一番美味しいね」と言われることが多いという。実際に糖度などを測ると、圧倒的に山内さんのブラッドオレンジのほうが甘いと判定されるのだとか。その理由は定かではないが、育てている畑が斜面になっていて海に近く、風通しや日当たりが格段に良いからではないかと考えられている。祖父が切り開いてきた畑こそが、宝物なのだ。しかし農協におろすと、農家別ではなく品種別に分けられて出荷される。
いろんな農家さんのオレンジがまとめられる中、「山内さんのオレンジが欲しい」という声が増えてきた。その声に応えるようにして、生果としての出荷だけでなく、ジュースでの通年販売にも取り組み始めた。

3年後を見据えて品種を変えていく

ブラッドオレンジに限らず、みかんの栽培は苗木を植えることから始まる。太陽の恵みを受けたみかんは、植えてから3年後に、ようやく出荷できるほどに育つ。山内ファームでは、真夏を除いた年中、何かを収穫できるように、幅広い品種を育てている。正直なところ、美味しければ必ず需要があるというわけではないという。マスコミに取り上げられた、“色がバエる”としてSNSで話題になった、ドラマで使われたなど、偶然のきっかけで人気となることも多いのだ。育てているみかんが人気になるかどうかは、運を味方につけて引き寄せることも大きいのだろう。

山内さんは多岐にわたる品種のみかんを育てられるよう、3年後を見据えて品種を考える。限られたスペースの畑の中で新しい品種を育てるために、既存のみかんの木を思いきって根元から伐採してしまい、その横に新しい苗木を植えるのだ。3年以上かけて育てたみかんが多くの人に喜ばれると、山内さんも嬉しくなるという。

旬の味わいを、全国へ

山内ファームで育てるブラッドオレンジは、タロッコとモロという2つの代表的な品種。タロッコは、ブラッドオレンジの中でも有名な品種の1つだ。果実が大きく、皮が薄くて食べやすい。一般的に店頭で販売されているブラッドオレンジの果実も、タロッコが多いという。比較的、赤みが出にくいからこそ、糖度を上げるべく栽培努力を続けてきた。
モロは、ブラッドオレンジの中で最も赤みが強く、皮の部分も赤い。果肉の色も最も濃く、コクのある甘さと濃厚な香り、すっきりとした酸味と豊かな風味が印象的だ。まるでワインのような芳醇な香りと酸味を楽しめるモロは、カシスに似た味が特徴のひとつ。後味には柑橘ならではのしっかりとした酸味が広がる。

山内ファームでは毎年2月~4月の収穫に合わせて生の果実を販売するほか、通年でジュースを販売している。生の果実は旬を味わえる一方で、賞味期限が短くなってしまう。ジュースは全国への発送も安心で、日持ちもする。贈り物としても喜ばれるに違いない。ぜひ瀬戸内海の旬を、味わってみてほしい。


ショップ紹介

山内ファーム
〒799-3741
愛媛県宇和島市吉田町白浦字清水1529-1

愛媛県の南部に位置する宇和島市。現在3代目の山内直子さんが切り盛りする山内ファームでは、代々育ててきた温州みかんのほか、宇和ゴールド、南津海、せとか、ポンカンなど多種多様なみかんを育てている。中でも一押しは、日本では珍しいブラッドオレンジと、はるか。収穫したそのままの味を楽しめるジュースからは、温暖な瀬戸内海の気候が感じられる。