スパンコール刺繍の輝きでカラス対策

カラスコナーズ®

スパンコール刺繍が美しく輝く、新発想のカラスよけ、カラスコナーズ®。カラスが嫌う特定の波長の紫外線を、スパンコールの複雑な乱反射で拡散し、視覚的に撃退します。使い方も簡単で、吊るすだけでOK。見た目も楽しく効果的で、ゴルフやアウトドアなどの持ち歩きにも便利なカラスよけ対策グッズです。


フクロウ君1号

4,180円(税込)

フクロウ君2号 ゴルフプレーヤー

4,785円(税込)

フクロウ君3号 キャディー(4色)

4,785円(税込)


スパンコール刺繍の輝きで、カラスを遠ざけるカラスよけ対策

スパンコール刺繍の輝きでカラスを遠ざける、まったく新しいカラスよけ対策グッズ、カラスコナーズ®。吊るすだけで長期間効果を発揮する手軽さと、美しさを両立したこの製品には、繊細なスパンコール刺繍技術と数々の試行錯誤が詰まっています。人助けから始まった、カラスコナーズ®誕生の裏側に迫るブランドストーリーをお届けします。

実用新案登録済「カラスコナーズ®」の作り手の想い

日本のものづくり精神
プライドをかけて “良いもの”を作る

京都刺繍ライフ®
株式会社エンブロイド・タナカ

代表取締役 田中克憲さん

大手家電メーカーにて「日本のものづくり」の精神を学び、19年間にわたり国内外で活躍。その後、新たなチャレンジとして選んだのは、衰退産業とも呼ばれた京都の刺繍加工メーカーの跡継ぎとしての道。広い知見と、前職で培った商品開発の“いろは”により、下請けの刺繍加工業から、消費者に届ける最終商品の開発製造を倍増させた刺繍メーカーとして業態改革に成功。実用新案の登録や商標登録なども行い、技術力向上と商品開発の両輪で事業を軌道にのせてきた。「人を喜ばせること」が何より好きな人柄と、職人との密なコミュニケーション、そして徹底した強いこだわりで、他にはない刺繍作品、スパングルトーン®の開運アートを完成させる。その後、カラス被害に困ったお取引先を助けるために、カラスコナーズ®を完成させた。

従来のカラスよけ対策グッズとカラスコナーズ®

従来のカラスよけ対策には、光るテープやかかしなど視覚を利用するもの、嫌な臭いで嗅覚を刺激するもの、ラジオやエアガンなどで聴覚に訴えるもの、さらにネットやシートによって物理的に侵入を防ぐ方法などがあります。

この中で最も効果が高いと言われているのは、ネットやシートによる物理的対策ですが、設置には費用も手間もかかり、移動などにも適しておらず、取り入れるのも難しい方法なのが現実です。

そこで、カラスコナーズ®の開発では、カラスが特定の波長の紫外線に対して不快感を覚える傾向があることに着目しました。 カラスは非常に優れた視覚を持ち、人間には見えない紫外線も感知できるとされています。 中でも、特定の波長の紫外線(およそ410nm)に対して不快感を覚える傾向があることが研究で示されています。

この性質を活かし、スパンコールの複雑な光の乱反射によって紫外線の光を広げ、カラスを遠ざけるという新たな手法を採用した新しいカラスよけ対策グッズを開発。それが、カラスコナーズ®です。

大手家電メーカーで19年
日本のものづくり精神を学び
順風満帆にキャリアを築く

社会人生活のスタートで田中さんが就職したのは、日本のものづくり精神の象徴とも称された松下グループの松下電工株式会社(現パナソニック株式会社)。様々な商品を取り扱い、国内外を飛び回った。徹底した顧客第一主義、品質第一主義が社内に浸透しており、みんなが「よいものを作る!」という強い信念とプライドをもって働いていた。田中さんも、日本が誇る「ものづくり」の精神を学び活躍していた。しかし、田中さんは19年勤めた会社を退職する決断を下した。

第二のキャリアは
斜陽産業といわれた
服飾装飾の刺繍加工業

新たなキャリアを模索する中で、選択肢はあった。どれも、自ら価値を生み出し、それを提供することで対価を得る仕事だった。その中の一つが、父の会社である刺繍加工業だった。だが、田中さんは「家業の継承」とは考えなかった。「この仕事は自分にとって面白く、事業として面白くできるのか?」ビジネス視点で刺繍業そして父の会社を分析し、挑戦する価値があると判断した。安価な海外製品に押され、多くの刺繍業者が廃業を余儀なくされた。しかし、田中さんはその中に可能性を見出したのだった。

「なんで斜陽産業なのにそっちに行くのかって思う人もいたと思います。確かに、日本の刺繍加工業はかなり衰退していて、日本全体でも300社くらいに減ってきているんです。でも、だからこそ、チャンスがあるなとも思ったんです。」刺繍技術は確かにある。従来の手法にとらわれず、新たな技術を取り入れることで、今までにない価値を生み出せるはず。これまで、国内・海外市場で販売する製品を数多く手掛けてきた経験から、成功の道筋が見えていた。そして何より、小規模ながらも自分の判断で自由に動ける環境に、大きな魅力を感じた。

大切なものは継承し、
価値の届け方を変える挑戦

田中さんが目指したのは、単なる刺繍の加工をするだけではなく、最終商品を生み出し、消費者に直接届けることだった。従来のように服などの装飾のための刺繍加工をするだけでなく、刺繍を使った消費者向けの商品開発にシフトし、付加価値の高い製品を提供しようと考えたのだ。「みんなに良いもの」を目指すと、大量生産・低価格の方向へと向かってしまう。しかし、それでは日本の刺繍技術の強みを活かせない。

スパングルトーン®の商標登録
実用新案登録など技術力も高め
ついに自社ブランドスタートへ

時間はかかった。だが、歩みは止めなかった。 オーダーメイドの刺繍商品を一人ひとりのお客様の要望を聞いて仕上げる手間暇かかる商品をコツコツ提供しながら、様々なお客様の希望やニーズ、市場の需要を摑んでいった。また、未来にむけた新たな挑戦として、スパンコールの刺繍加工の技術を開発し、デザインの品質も上げていった。技術が仕上がったころには、スパンコールを用いた刺繍に対して「スパングルトーン®」という商標登録も取得。その後も地道に技術力を高め、デザイン性もブラッシュアップ。ついにその集大成として「スパングルトーン®」をブランドとしてスタートできるまでになった。

画期的効果でカラス対策
スパングルトーン®の
新たな活用法が誕生

「スパングルトーン®」を展開して数年後、田中さんは取引先から「カラスの被害に困っている。怖がるものを作ってほしい」と相談された。「どうにか力になりたい」という一心でカラスよけグッズの開発に着手したものの、当時はカラスが何を嫌うか確かな情報はなかった。まずはカラスに関する情報収集からスタートした。いろいろ調べる中でカラスは特定の波長の紫外線に対し不快感を覚えること・猛禽類(鷹やふくろう等)を怖がることを知った。自社で開発したキラキラ光るスパンコールを使ったスパングルトーンとカラス対策がつながったのだ。「これは自社の技術が活かせる!」わくわくする気持ちは抑えきれなかった。直球で思いついたデザインは、カラスや鷹のデザインだが、全体のバランスが悪く断念。その後も様々なモチーフで多種多様なデザインを検討するもなかなか納得の作品は出来上がらなかった。

スパンコール刺繍法は多種多様
紫外線を効果的に乱反射させる
最高の組み合わせを試行錯誤

さらに頭を悩ませたのは肝心のカラス対策の効果だ。「カラスを怖がらせるには、どんな光の反射が効果的か、どういう風にスパンコールをとめれば紫外線をより乱反射させることができるのか、四六時中そんなことを考えていました。」カラス対策で使うなら耐久性も重要だ。安いスパンコールは、スパンコールを貼っているだけ。田中さんが継いだ会社にはスパンコールを縫いつける刺繍技術がある。スパンコール刺繍は一つ一つ丁寧に縫い付けるため、耐久性が高い。さらに、直線、クロスステッチなど様々な技法があり、刺繍の角度によっても輝き方が変化する。光の乱反射の効果を最大化することで、カラス除けとして活用するにはもってこいだった。やはり目的はカラス対策。効果がなくては意味がない。刺繍技術を駆使して最高の技術の組み合わせを試行錯誤した。

カラスが嫌がるかどうか
効果を確認するため
何度も繰り返した実証実験

カラス対策に効果的な刺繍を追求し、素材や角度、縫い方まで細部にこだわった田中さん。そこには「執着」とも言える情熱があった。「一番苦労したのは、カラスに直接聞けないこと」と語るように、カラスに直接、何が原因で効果があったのか、条件を変更したから効果があったのか、デザインで効果があったのか等を聞くことはできなかった。地道に1つ1つ試作をし、カラスよけの効果を実証することが唯一の道だったのだ。コツコツと試作と検証を繰り返す毎日。その真摯な姿勢と1年以上の試行錯誤の末、スパングルトーン®をつかったカラス対策グッズはようやく誕生した。この商品は「カラスコナーズ」と名付けられ、商標登録も行われた。

ゴルフやアウトドアに
持ち運びに便利な
優しいカラス対策グッズを

カラスコナーズ®は、カラスが嫌う紫外線の乱反射を利用して、視覚的にカラスを遠ざける新発想のカラス対策グッズ。害鳥を傷つけず、人にも環境にもやさしい点が大きな特長で、「ふくろう」をモチーフにしたデザインは見た目にも親しみやすく縁起もいい。家庭のベランダや畑、さらにはゴルフ場やキャンプ場など、アウトドアシーンにも便利で役立つ、地球に優しいカラス除けグッズだ。「吊るすだけでカラスを寄せ付けないので、手軽でコスト負担も少ない。役所のごみ置き場や農地、高速道路のフン害対策として、カラスコナーズ®を公共の場でも活用してもらえたらと考えています。」田中さんの夢は広がる。これから、カラスコナーズはカラスに悩む人々の生活を快適にしてくれることは間違いない。


V I E

40代女性
カラスに荒らされないようゴミを出してもいたちごっこでうんざりしていましたが、カラスがこなくなってびっくり!キラキラかわいいし、カラスが来なくなり嬉しいです。

V I E

50代女性
家庭農園の見栄えを損なわずかわいくカラスよけ対策ができるので重宝しています。カラスもこなくなりました。

V I E

30代女性
ゴルフが大好きです。月に4回は回っています。そんな楽しい時間を邪魔するのがカラス。私のカバンを狙って来るカラスは本当に腹立たしかったのですが、友人からもらったカラスコナーズ®をカートに吊るすだけでカラスがこなくなり、今は快適にゴルフを楽しめています。

V I E

50代男性
ゴルフの時用にゴルフバッグにぶら下げています。みんなに「これなに?」と聞かれるので自慢げに教えています。カラス対策は悩ましいのですが、見た目にも楽しく面白いのでいいですね。

ショップ紹介

株式会社エンブロイド・タナカ
〒607-8475
京都市山科区北花山横田町26-10

刺繍により付加価値を高めた「魅力と価値のある商品」を提供し、人と社会に対して心豊かな暮らしを提案することを経営理念とし、質の高いいい刺繍にこだわり、あらゆるデザインを刺繍で表現。印刷には真似の出来ない風合いと世界観のある作品を世に送り出している。